初心者必見!レザークラフトを始める為に必要な道具編 ~主要な道具達~

2021年1月26日

最近、よく職場でレザークラフトがしてみたいけど、道具とか高いんじゃないの?何が必要で何が要らないかが判らない、といった相談を受けました。もしかしたら、レザークラフトに興味がある方って意外に多いのかも知れないですね。そこで今回、自分の経験からレザークラフトに必要な道具をいくつかまとめてご紹介していきたい思います。

レザークラフト道具

  1. カッティングボード
  2. 方眼用紙(厚紙でも可)
  3. 物差し
  4. 目打ち(千枚通し)
  5. 別たち(カッター)
  6. 床面・コバ仕上げ剤
  7. ヘラ
  8. ゴム版
  9. ステッチンググルーバー
  10. 菱目打ち
  11. 木槌(ハンマーみたいなもの)
  12. ボンド
  13. 縫い針
  14. ヤスリ
  15. 皮革用糸(蝋引き糸、麻糸、シニュー糸)
  16. プレススリッカー

1.カッティングボード

机を傷つけない為の工作用カッティングボードです。A3ボードぐらいあれば、カバン等大きな物も作成できます。財布や小物等は、100均に売っている小さな物の方が使い易いです。

2.方眼用紙(厚紙)

作品の型紙を造るために使用します。A3サイズの工作用の方眼用紙が適しています(細かい目盛りが見易いため、作図の際に寸法取りの失敗が少なくなる為)。ですが、厚紙であれば、ティッシュペーパーの空箱等、何でもいいです。きっちり寸法が取れて、型紙が作れれば問題ないです。僕も、よく空箱を再利用しちゃってます(笑)

3.物差し

出来れば滑り止めのついているものが最適です。カバン等大きな物であれば、60㎝ぐらいの長物が必要ですが、小物であれば、100均で売っている物で良いかと思います。ただ、プラスチック製だとカッターで切れてしまうので、できれば金属製の物の方が良いです。

4.千枚通し

革の上に型紙を置き、形をなぞる(表皮にカットする部分に印をつける)為に使います。使用頻度が高いものですが、全然100均で十分です。

5.別たち(カッター)

写真左 別たち                            写真右 カッター

革を切る為の道具です。オルファの別たちがおすすめですが、刃先が斜めになっているため、真っすぐ切断するにはちょっと練習が必要です(そんなに難しくないです笑)。大型のカッターであれば代用可能(出来ればロック機構のあるものが望ましい)。革を切るのは、とても力が要る為、カッターだと2,3度切る行為を繰り返さないと切れないです(厚みにもよります。)。その分、別たちは刃が大きく、力が入れやすい構造になっている為、一回で切断出来ます。また、別たちだと革を漉く(薄くする)事も出来る道具ですし、革包丁の用に手入れが必要なものでもなく(替え刃がある為)使い勝手が良いため、本職の方も別たちを使っている人が多いみたいです。高いものではない為、初期から別たちで挑戦していく事をお勧めします。

6.床面・コバ仕上げ剤

左 トコノール                     右  トコクリア

革の裏側(銀面といいます)の毛羽立ちを整える(手触り、見栄えを良くする)、コバ(革の断面)を整える、光らせる為に使います。トコノール、トコクリアと2つありますが、個人的にはトコノールの方が使い易いです。トコクリアは粘り気が強く、塗って乾燥するまで時間が掛かる気がします。その点、トコノールはあまり粘り気を感じないので、トコノールばかり使っています(笑)。これらは、なくても作品を作る事は出来ますが、より作品の出来を高める為には必須ですので、買いましょう。

7.ヘラ

6.トコノールを塗る為のヘラですね。これはもう100均で十分です。またボンドを塗る際にも使用しますので、意外と使用頻度の高い道具です。

8.ゴム板

革に穴を開ける時に机に穴を開けない用に敷くゴム板ですね。革屋さんで購入したゴム板ですが、結構固く、分厚い為、強めに菱目打ちを叩いても、刺さりません(笑)。穴を開ける時もゴム板を使いますので、結構万能です。大きさによりますが、大体1000円~2000円程度で売られています。悪いことは言いません。これはレザークラフト用の物を買いましょう。

9.ステッチンググルーバー

写真上 マルチステッチンググルーバー                      写真下 ねじ捻

革に縫い線を付ける為の道具です。レザークラフトに必ず必要なものではありませんが、きれいに縫い目を縫う際に必要になります。ステッチングルーバーがお勧めです。ねじ捻は今まで殆ど使いませんでした(笑)。ステッチングルーバーは、糸を入れる縫い線を掘る為、縫い糸がそこに収まり、糸部分の摩擦抵抗を減らせるんですね。要するに耐久性が上がります。また、慣れてくると、縁取りせずとも、フリーハンドで縫い線を付ける事が出来る様になってくるので、楽しいです。ねじ捻は、柔らかい革、シボの多い革(クロム鞣し等)に使う際に、線跡が残らない事が多く、また容易に歪んでしまう(安物を使っている為か・・・)のでお勧めしません。個人的にクラフト社のステッチングルーバーがお勧めです。値段も1100~2000円と手ごろな価格帯であり、もう5年使っていますが、まだまだ現役で使えています(故障もありません)。

10.菱目打ち

菱目打ちです。間違ってもamazon等で安く売っているセットは買わない様にしましょう。すぐに折れます(笑)。ここはケチらず、レザークラフト用の物を買いましょう。主に使うのは2本の物、1本の物は革を重ねてぶ厚くなってしまった所に穴を開ける時、4本の物は、縫う部分が多い時に打つ部分を印付けるために使用する事が多いです。最低限、刃が2本の菱目打ちがあればレザークラフトは出来ます。刃が1本、4本のものはあったら便利みたいな感じですね。

11.木槌(ハンマーみたいなもの)

木槌、レザークラフト屋さんで1000円前後で購入したものです、叩く面積が多く、使い易いです。正直、叩けたらなんでも良いので、100均の物でも代用可能です(鉄製より木製の物の方が、刃へのダメージが少なくなります)。

12.ボンド

革と革を接着させる為のボンドですね。正直、100均に売っている瞬間接着剤で十分かと思います。結局くっつけてから縫うパターンが多いので。サイビノール600をずっと使っていますが、これ一つ買って、5年間今まで一度も無くなることなく持ってます(当方、財布~ダレスバッグの製作など、結構作品は作っています)。驚きの大容量です。使い易いため、これからレザークラフトを永く続けていきたいと考えている方にはお勧めです。

13.縫い針

レザークラフト用の手縫い針ですね。好みかもしれませんが、細針の方が、短く使い易いため、使用頻度が高いです(縫い糸が少なくて済む為、というケチな一面のせいかもしれません笑)。革は固いため、穴を開けて縫うのですが、それでも固いです(普通の針だと折れてしまいます)。ですので、針もレザークラフト用の手縫い針を買いましょう。

14.やすり

革の切断面を綺麗にしたり、2枚張り合わせた革の断面をなじませたりする際に使います。これも、レザークラフトに必ず必要な物ではありませんが、作品をより綺麗にする為のものです。正直、100均に売っている紙やすりや布ヤスリでも大丈夫です。なんなら耐水ペーパーでも(笑)このクラフト社のサンドスティックも、購入して5年経ちますが全然現役選手です。永くレザークラフトしていきたい人にはお勧めです。

15.皮革用糸(蝋引き糸、麻糸)

レザー用の蝋引き糸です。Amazonなどで売られている蝋引き糸(既に蝋引き処理されているポリエステル製のもの)で問題ないです。1000円未満で売られているかと思います。耐久性が高く、糸の処理もライターで炙るだけなので簡単です。おすすめ。

16.プレススリッカー

写真上 プレススリッカー                写真下 ヘラ付きヘリ磨き(ヘラ無し)

コバに床面・コバ仕上げ剤を塗り、磨き上げる為の道具です。こちらもレザークラフトに必ず必要な物ではございませんが、コバを美しく仕上げる為には必須な道具となります。プレススリッカー、ヘラ付きヘリ磨きと2種類御座いますが、使い勝手は圧倒的にプレススリッカーの方が上です(プレススリッカーを手に入れてから、ヘラ付きヘリ磨きを全く使わなくなりました)。プレススリッカー、安ければ1000円ほどで売ってますので、お勧めです。

ようこそ!クラフトマンへの道へ

以上でレザークラフトを始める為に必要な道具編は終了です。これだけ道具をそろえたら、もうあなたはクラフトマンへの道を一歩歩み始めています。‶素敵な、かっこいい”自分だけの革モノを作りましょう。                                   

また道具編の応用編も近々投稿いたします。ご視聴ありがとうございました。